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【働く女性の注目記事】暑さ対策日本一!熊谷に学ぶ「クールシェア」の取組み


多田 さとみ

2016.07.14 市報くまがや 平成28年7月号 埼玉県熊谷市

今年も暑さが本格的になってきました。猛暑日になると全国最高気温を観測し、しばしばテレビで紹介される埼玉県熊谷市。猛暑の本場が地域を挙げて行っている「クールシェア」という取組みを紹介します。

「クールシェア」とは、夏の節電対策として、ひとり一台のエアコンの使用をやめ、涼しい場所に集まって皆で楽しく快適に夏を過ごすための取組みだそうです。省エネや熱中症予防だけでなく、人と人とのつながりを深め、コミュニティやまちの活性化という狙いも込められています。例えば、冷房の使用を控えがちな高齢者などが、涼みながら地域の方々と親睦できるきっかけにもなりそうです。

クールシェアスポットは公共施設だけでなく、民間の登録店舗も増えており、冷たい飲み物や冷やしシャンプーを無料で提供するなど、独自のサービスを用意しています。市ではこれらクールシェアスポットや関連イベントなどをまとめた地図を作成し、配布しています。市のホームページでは、このほか渡船場、池や木陰のある公園、野鳥の森など、自然の中にも涼を感じられる場所を紹介しています。

さすが「暑さ対策日本一」を目指す熊谷ですね。調べてみると、「クールシェア」は2011年東日本大震災後に世田谷区で始まった取組みで、今では各自治体で12,000箇所を超える場所がクールシェアスポット登録するなど、全国的に拡がっています。これから子供たちが夏休みに入り、毎日どこで過ごすか頭を悩ますお母さん方も、広報紙を眺めてみるとヒントになる場所やイベントの情報が得られるかもしれませんよ。

 

エアコン消して涼しいところに集まろう

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