【働く女性の注目記事】『地理的表示保護制度(GI)』って何? 信頼できる産地表示の制度のPRをもっと積極的に
私は、仕事の関係で食べ物に関する記事がよく目に留まります。広報さばえの記事は、タイトルの「地理的表示保護制度(GI)」って何だろうという疑問を持ちながら読みました。記事には、GIは地域との結びつきの強い農林水産物などの名称を「地域ブランド」として国が保護する制度であり、他に「夕張メロン」や「神戸ビーフ」「但馬牛」などが登録されていると説明がありました。
福井県鯖江市では、昔から品種改良されることなく生産されてきた「吉川ナス」の高い品質などが評価され、今年の7月にGI第14号として登録されたそうです。登録された産品は「GIマーク」を付けて販売でき、消費者に商品価値を伝えることができるとのこと。商品の表示を見て食品を購入する消費者としては、産地偽装などのニュースが伝えられると何を信じればいいのか疑心暗鬼になってしまいます。GIは、消費者にも生産者にも大変、有益な制度と言えるでしょう。とても良い制度ですが、認知度はまだまだではないでしょうか。私たち消費者もこういった制度を知ろうとする姿勢が必要ですが、もう少しPRされるといいのにと思います。GIは、昨年の12月から登録が始まった制度なので、これから登録の産品がどんどん増えていくでしょう。そういえば、先月いただいた「夕張メロン」には「GIマーク」が付いていたかなと思い返しながら、一緒に美味しかったメロンの味のことも思い出しました。なお、GIに登録された産品は、農林水産省のHPで確認できます。