長岡の実りの秋の象徴「米」
いまや贈り物の競争と化してきてしまった「ふるさと納税」。各地で、返礼品のリニューアルが行われています。
今回取り上げる新潟県長岡市の広報紙の記事も返礼品のリニューアルを告げるもの。
「長岡の実りの秋の象徴「米」をメインとした88点から選べます。」とのことで、長岡市の米を前面に押し出して、そのリニューアルを伝えています。
以前も、このピックアップ広報で言及しましたが、ふるさと納税に関する記事を自治体の広報紙に掲載しても、その情報は主に域内の人にしか伝わりません。しかし、マイ広報紙のようにWeb上に情報が展開されることによって、その情報は域外にも伝わっていきます。
「ふるさと納税、米」で検索する人がいれば、この長岡市の記事にたどり着くこともあるでしょう。あるいは、最近は返礼品のリニューアルが繰り返されているので、リニューアルに関する情報収集をする人に発見されるかもしれません。
返礼品の競争化については批判的な声も聴きますが、当事者である自治体は背に腹は代えられません。いかに、ふるさと納税の先として選ばれるのか。広報紙での情報発信の方法も含めて、その創意工夫が求められていると言えます。