【働く女性の注目記事】伝説の「トキワ荘」再び~復元に向けての計画に期待~
「トキワ荘」をご存じですか? 昭和を代表する漫画家・手塚治虫が住んでいた伝説の木造アパートです。特段マンガ好きでなくても、トキワ荘の名を聞いたことはある方もいるのではないでしょうか。
トキワ荘にはマンガ家を志す若者たちが住んでいて、当時の住人には手塚治虫をはじめ、寺田ヒロオ、藤子不二雄(藤子・F・不二雄、藤子不二雄Ⓐ)、赤塚不二夫、石ノ森章太郎などといった、そうそうたる顔ぶれが。別名「マンガ荘」というニックネームがつけられていたそうです。
木造アパート、四畳半一間、共同キッチン、共同トイレ。マンガ家という同じ夢を持つ仲間でありライバルが、一つ屋根の下でまさに寝食を共に過ごしていたという古き良き昭和を感じることができます。
老朽化により当時の建物はありませんが、区と地域ではトキワ荘の記憶を大切な地域文化として継承する取り組みとして、跡地にトキワ荘の形をした「トキワ荘跡地モニュメント」を平成24年に設置。また近所には「トキワ荘通りお休み処」があり、トキワ荘の住人だったマンガ家たちを紹介、ゆかりのマンガ作品も楽しめ、トキワ荘のあった街として魅力を発信しています。
広報としま10月11日号に「トキワ荘復元にむけてとりくんでいます」という記事がありました。そして同じ誌面に「目白とトキワ荘とマンガ家~いまさら聞けない、トキワ荘あれこれ~」という記事も。トキワ荘の復元に向けた今後に注目です。