読書の秋 10月27日(木)から読書週間が始まります
今年も、10月27日から「読書週間」が始まりました。このイベントは、戦後まもない1947年(昭和22)に“読書の力によって、平和な文化国家を作ろう”という決意のもと、出版社・取次会社・書店、公共図書館、新聞・放送のマスコミ機関が加わって始められたそうです(公益財団法人読書推進運動協議会ホームページ)。読書習慣は文化の日を中心にした2週間。この間に、多くの自治体で本や読書にちなんだイベントが数多く開催されます。
今回は、この読書週間に関連した記事のなかから、新潟県新潟市南区役所だより「みなみ風」平成28年10月16日号を取りあげます。この記事では、市内の図書館で行われる“本の福袋”や“雑誌リサイクル”といったイベントの案内だけではなく、地域の図書館の特色も紹介されています。たとえば、白根図書館は窓が大きく、明るい館内でゆったりとソファーに座って読書ができる図書館、また月潟図書館は親子で絵本を楽しめる「お話室」を備え、小さなお子さんが気軽に楽しめる図書館、といった感じです。とくに月潟図書館では、今年度から毎週木曜日に、乳幼児を持つお母さんたちが気兼ね無く図書館を利用できる「赤ちゃんタイム」も始めたとあります。最寄の図書館を利用することが多く、地域にある図書館とはいえ、なかなかすべての図書館を利用することは少ないと思います。この記事のような図書館の特徴を詳細されると、普段使っていない図書館にも行ってみたくなりますね。
最近は、「電子書籍」の普及によってスマートフォンやタブレットでも本を読める時代になりました。通勤や通学時の読書環境が大きく変わりつつあります。子ども達のスマートフォンの使い過ぎが問題になっていますが、電子機器は子どもたちの読書の習慣化に役立つ面もあると思います。子どもたちには、これからいろいろな本を読んでもらいたいと思います。