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【働く女性の注目記事】小学4・5・6年生の通院代が1回500円までに。横浜市の小児医療費助成対象が拡大


田窪 綾

2016.12.14 広報よこはま 平成28年12月号 神奈川県横浜市

子供を持つ主婦にとって、冬は気の抜けない季節です。すでにインフルエンザやノロウィルスといった感染症は猛威をふるいはじめているようで、私が住む地区でも先日、とある小学校のクラスが学級閉鎖になったという話を聞きました。
子供の体調をいつも以上に気にかけていても、避けられないこともあります。病気が長引いてしまうと、度重なる通院で医療費がかさんでしまうことも悩みのタネですよね。

そんな折、広報よこはま平成28年12月号にて朗報が掲載されました。
横浜市では現在、対象年齢を小学3年生までとしている小児医療費助成を、平成29年4月から小学6年生までに拡大することを決定したそう。
「小児医療費助成」とは、横浜市内に住所があり健康保険に加入している0歳から中学校卒業までの子供が病気やけがで医療機関を受診した時に、その年齢に応じて保険診療費の一部を横浜市が助成する制度です。
今回拡大となる小学4年~6年生については通院1回につき、3割負担の保険診療費が上限500円までに変更となります。ただし院外処方の薬代や入院費については対象外であり、1歳以上の子供については保護者の所得制限もありますので注意が必要です。

来春中学生になる娘を持つ親としては、今後、中学生までの助成拡大を期待してしまいますが、一方で横浜市の財源確保とのバランスも気になるところ。どちらにしても、安心して子供を病院に連れていけるこの制度が長く続けられることを望みます。

 

■小児医療費助成の対象年齢拡大

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