【働く女性の注目記事】不用品は適正に処分!不法投棄は犯罪です
東京都の区部で家庭から出る粗大ゴミが有料化されたのは、1991年からだそうです。それ以前は、粗大ゴミの日に集積所に置いておけば回収してもらえましたが、勝手に捨てることができなくなりました。燃やせる粗大ゴミは、受付センターに電話で収集依頼をして、ゴミのサイズに合わせた「粗大ごみ処理券」を購入し品物に貼って引取り日を待ちます。また、家電は家電リサイクル法に基づき、メーカーや販売店へ引取りをお願いするか、リサイクル業者へ引取りをお願いします。どちらにしろ、粗大ゴミやリサイクル品を廃棄するには、お金と手続きが必要な時代になりました。
しかしながら、残念なことに平然と不法投棄をする人が後を絶ちません。12月25日号あだち広報「不法投棄は犯罪! 防犯カメラは見ています!」によると、不法投棄を抑止する目的で区内55カ所に防犯カメラを設置したそうです。それだけ、不法投棄がまかり通っているということでしょう。「自分だけだったら」「人目につかない場所だし」という軽い気持ちであっても、不法投棄は犯罪なのです。
近年では不用品回収業者などの処分料詐欺行為も横行しているそうです。引っ越しなどで、不用品回収を依頼した業者が、処分料を受け取ったにもかかわらず、山中などに不法投棄しているケースです。捨てられた品物から持ち主が特定され、警察から不法投棄の疑いがかかることもあるそうです。処分料にも満たない格安金額で引き受けると言っている業者や、過去の実績がない会社など怪しい業者には十分注意しましょう。