「電気の使い方考えてみませんか?」
毎年2月は、「省エネルギー月間」です。これは1977年に“国民の省エネルギー意識の高揚と一層の定着を図る”ための啓発運動月間として定められたものです。2011年の東日本大震災の影響による、エネルギー自給率の低下、電力コストの上昇、二酸化炭素の排出量増加に直面している現在、国のみならず自治体においても“省エネルギー型生活の推進”は大きな課題になっています。
今回は、省エネに関する記事のなかから、埼玉県朝霞市「広報あさか」2017年2月号の「電気の使い方考えてみませんか?」を取りあげます。この記事は、電力自由化にともなう料金メニューの見直しと節電・省エネ意識で電気代を節約しようという内容です。エアコン、照明器具をはじめ、炊飯器、洗濯機など7種類の家電製品の使い方について、具体的な省エネアドバイスが掲載されています。「家庭における冬の電気使用量グラフ」(資源エネルギー庁ホームページ)によれば、暖房と調理時間が重なる朝方と夕方がピークタイムとなっているようですので、この時間の前後で何か工夫できることを考えることが有効かもしれません。
政府の節電ポータルサイト「節電.go.jp」には、この他にも家庭での節電メニューが数多く掲載されています。もちろん、日常生活の中でエネルギーの無駄遣いがないかのチェックは必要ですが、それを一律に実践する必要はありません。過度に暖房器具の使用を控えると体調を崩すおそれもあります。まずは自分にあった節電メニューを見つけることから始めたいと思います。
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