「表裏一体の自治体広報広聴」
マイ広報紙は自治体の広報紙に着目したサービスですが、自治体の広報は広報広聴課や広報広聴係が担当することが多いというのが実情です。広報と広聴が表裏一体のものとして位置付けられているのです。
愛知県東郷町の「広報とうごう 平成28年6月号」には、広聴に関する記事が掲載されています。具体的には、昨年4月から今年3月末までに、町に寄せられた町民の意見や提案の集計結果が掲載されています。
集計結果によると、「ホームページで23 件(前年度比11 件増)、町民意見箱で37 件(同8 件増)、FAX で0 件(同1 件減)、E メールで1 件(同2 件減)、電話で2 件(同1 件減)、窓口で0 件(同1 件減)、計63 件(同14 件増)」とされています。
全体で前年比14件の増加となっているなかで、ホームページ経由のものが11件増となっているように、広聴においてもインターネットの活用が重要な課題となっていることがうかがい知れます。
広報紙で広聴の結果を報告するというように、広報と広聴の連動は確実に進んでいると言えるでしょう。