「“やさしさ”をデザインしました UD(ユニバーサルデザイン)」・「もっともっと知ってほしい!Universal(ユニバーサル) Design(デザイン)」
連日、リオ2016オリンピックでの日本人の活躍が届けられていますが、このリオ・オリンピック・パラリンピックが終わると、いよいよ次は東京2020オリンピック・パラリンピックです。2020年の東京大会の基本コンセプトは、「全員が自己ベスト」、「多様性と調和」、「未来への継承」です。とくに、二つ目の「多様性と調和」は、人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治、障がいの有無など、あらゆる面での違いを肯定し、自然に受け入れ、互いに認め合うことで社会は進歩するというもので、私たち一人ひとりにとっても、とても大切な考え方だと思います。
今回は、東京都足立区の「あだち広報」2016年8月10日号に掲載された「“やさしさ”をデザインしました UD(ユニバーサルデザイン)」と「もっともっと知ってほしい!Universal(ユニバーサル) Design(デザイン)」を取りあげます。この記事では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、言語や障がいの有無、年齢・性別にかかわらず、すべての人が暮らしやすいまちづくりを目指して、足立区が進めている施設や印刷物などの具体的なデザイン(スロープ、手すり、色、文字)が紹介されています。また、ユニバーサルデザインのキッチン用品(大根おろし器、計量カップ)や文房具(はさみ、マグネット)なども写真付き(PDF版)で紹介されているので、“使ってみたいと思う製品”が見つかるかもしれません。
足立区ではユニバーサルデザインをわかりやすくまとめた冊子『知ってほしい!!ユニバーサルデザインのこと』を発行しているそうです。足立区ホームページからダウンロードできるようなので、ぜひ読んでみたいと思います。
※ユニバーサルデザインとは、言語、年齢、性別、障がいの有無を問わず使用することができる施設、製品などのデザインです。
“やさしさ”をデザインしました UD(ユニバーサルデザイン)