【働く女性の注目記事】リオ五輪を終えて…。スポーツ選手から学ぶこと
パラリンピックも終わり、4年に一度の世界の祭典が幕を閉じました。リオ五輪を観て、2020年の東京での大会が更に楽しみになりました。広報千代田9月20日号には、「オリンピック金メダリストからのメッセージ」ということで柔道男子90㎏級金メダリストのベイカー茉秋さんからのメッセージが載っていました。人知れず努力を続け、それが実を結んだメダリストの言葉には重みがありますね。
オリンピックでは、残念ながらメダルを逃した選手や、思うような結果が出なかった選手が謝っている姿が印象的でした。オリンピックは「参加することに意義がある」という精神のもとに行われている大会のはずなのに、「メダルを獲れなくてすみません」という姿を観ると「こちらこそ期待を掛け過ぎてごめんなさい」と伝えたいです。
日々の生活の中でも、「こうだったらいいな」という希望がいつのまにか「こうあるべき」と他人に押し付けてしまうことがあるような気がします。そして、「こうあるべき」結果にならなかった時にトラブルや事件に発展するのかなと、最近の悲惨な事件の多さにそんな想像をしています。私も加齢に伴い、気持ちの導火線が短くなっているなと反省。相手をコントロールするのは難しい、自分の心持ちをコントロールして穏やかに過ごせるのがベストですよね。しかし、現実は中々上手くいかず、夫や娘の些細な言動にイライラしてしまうことも。そんな話を友人にしたところ、スポーツ選手が書いた本を数冊薦められました。秋の夜長の読書で心を整えるコツを習得したいと思います。